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3月25日から10日間のヨーロッパ旅行、本日4月3日午前に全員無事に帰ってきました。ご声援ありがとうございました。前回にも増して国際交流を深められたこと、そして個人的にも多くの交わりがあったことに感謝します。





オラディアについてすぐに、明日から練習というときに、国立オラディア交響楽団のディレクターに申し入れました。「地震と津波の犠牲者のために予定にはありませんがG線上のアリアを演奏会の冒頭に組み入れ、哀悼の意をあらわしたいと思います。」彼だけでなくオケのメンバーも僕の申し出に賛成してくださいました。この写真は演奏会当日、僕が聴衆に向かって黙祷をお願いしたいと英語でスピーチし、コンサートマスターがルーマニア語に通訳して下さっている様子です。そしてG線上アリアを演奏するオーケストラです。

■ Mozart Piano Concerto No.23




和田麻理子さんは素晴らしくモーツアルトピアノ協奏曲23番を弾いてくださいました。特に2楽章はオーケストラも一緒になって「祈り」の音楽となりました。3楽章ではモーツアルトの軽快さが存分に表現され、会場の皆さんも充分にモーツアルトを楽しんでいる様子でした。



■ Handel Messhia Easter Section



現地の合唱指揮者に聞くとルーマニアではメサイアは10年に一度演奏されるかどうかの作品とのこと。チェロの首席奏者(前回と同じで顔なじみの方)にその理由を何気なく聞いてみると、アングロサクソンの作品だからね、とウインクしながら応えてくれました。
強烈な強い声で歌い始められた練習でしたが、曲の背景や僕の思いをつたない英語で伝えると、そこは伝統的なローマカトリックの国。見事に演奏表現を変えてくれたのは、さすがに国立合唱団のメンバーでした。





今回の演奏旅行に同行くださった大阪コンソートのメンバーには、精神的に多く支えていただきました。僕が緊張することなく普段と同じように指揮台に立てたのも、皆さんがそばにいてくださったからこそです。(余りにも普段と一緒! びっくりしたのはコンソートのメンバーの方だったとの声もありましたね。)



本当にいろんな感動を心に覚えながら指揮をしました。つたないながらも英語で練習を進められたのも、演奏会の2日前が誕生日だった亡父が僕をアメリカまで留学させてくれたからこそ。ルーマニアという土地でこのような機会を作ってくださった国際ヒューマニティーの紀本理事長、そしてチプリアン・マリネスクのご厚情。そして、同行してくださった大阪コンソートのメンバーの支え・・・・。そして僕のために、僕の音楽を支えてくれたコンサートマスター、オーケストラメンバー、合唱指揮者、合唱団員・・・・。


■ そのほかに
ウイーンではウイーン少年合唱団の指揮者と写真を撮ることが出来たほか、街の中心シュテファン寺院の音楽ディレクターをなさっている方と出会うことが出来ました。ブダペストでは民間文化交流を進めたいと願う方とも出会いました。オラディアでは在日韓国人でお医者さんである申さんご夫妻が僕たちのために献身的なお世話をくださいました。多くの出会いと再会に感謝です。




僕の燕尾服上着の左すそにある白いリボンは現地でコンソートのメンバーが生地屋さんで白黒の生地を調達して作ってくれた喪章です。コンソートのメンバーもこれをつけて演奏会に臨みました。

旅行記は追って別サイトにて発表します。今しばらくお待ちください。
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