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演奏会風景(滋賀男声HPより拝借)
(リハーサル風景)
全国からお集まりくださった伝統と実力を誇る男声合唱団の皆さんと一緒に、
素晴らしい演奏会が14日、びわ湖ホールで行われました。
広島メンネルは生前親しくお付き合いいただいた中田喜直先生の「海の構図」を
素晴らしい声でお聞かせくださいました。
東海メールは「光る砂漠」を持ち前の高度な歌唱テクニックで披露。
小田原男声は多田武彦先生の「四季点綴」の初演を楽しませてくださいました。
東京リーダーターフェルはトスティ歌曲集を深い表現力で披露してくださいました。
滋賀男声合唱団は青島広志の「みずうみの歌」男声版の初演。
ホスト団体として演奏会のお世話で忙殺されて
前日のステージ練習は出来ないという悪条件にもかかわらず、
見事な演奏をしてくださいました。
指揮者としてだけではなく、男声版の編曲者としても
この初演の演奏を喜びたいと思います。
須賀敬一先生指揮の関西合同では
骨格のしっかりした「典礼聖歌」をお聞かせくださいました。
全国合同では多田武彦先生の「草野心平の詩から」。
600人の合同演奏なんて・・・という噂を見事に裏切る、きめの細かい演奏が出来たことに、
参加くださった皆様お独りお一人に感謝です。
私の音楽の方向性を600人のみなさまが理解を示していただき、
深い表現をもって演奏してくださいました。
アンコールの「ふるさと」は700人の心が一つになった演奏でした。
いかにいます父母・・・天上に逝った両親の姿を見る思いでした。
壇上の700人の出演者とのお別れを、会場の皆さんの歌で送りだしていただきたい、と
お客様にお願いいたしました。
会場の皆さんの「琵琶湖周航の歌」の歌声が響く中、壇上と客席が一体となって、
感動的なエンディングを迎えることが出来ました。
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琵琶湖ホテルでの演奏会の打ち上げパーティーには参加者のご家族も含めて、
800人ほどお越しになりました。
来賓としてお招きした髙田三郎夫人が、関西合同の演奏に対して
「こんな素晴らしい演奏をしてくださる方々が全国にいらっしゃることを知って、
これからの日本は大丈夫と思いました。
この歌をカトリックのものだけにしないで、もっと歌い広めてください。」
とのお言葉に引き続き、
「今日は富岡さんという素晴らしい指揮者に出会いました。主人もこの出会いを天上で喜んでいるに違いありません。主人の作品の理解者としてもご活躍いただきたいと願います。」と。
この思いがけないお言葉に不覚にも涙してしまいました。
私は私なりの芸術の美の探究者として孤独な世界であえぎ苦しんでいる身。
髙田三郎という孤高の作曲家をそばで支えてこられた夫人からいただいたこの言葉には心から感謝いたしました。
お言葉を心にしっかり刻んで、これからの音楽活動の支えにさせていただきます。
14日はたくさんの人と出会い、たくさんのお言葉を頂き、至福の一日でした。
会場にお越しくださった私の関係者のみなさまには、私の音楽人生にあってエッポクを画したこの音楽会にお立会いくださったり、喜びを共有してくださったことに対し、厚くお礼申し上げます。
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演奏会の鑑賞レポートは私の関係する団体のHPに紹介されています。
ご高覧ください。
滋賀男声合唱団..................
http://otd2.jbbs.livedoor.jp/2022586/bbs_plain
京都フラワーコーラス.........
http://ken-music.net/flower_chorus_bbs/s_bbs/s_bbs.cgi?
大阪コンソート
http://consort.ken-music.net/
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