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thu 27 March
昨日、たくさんのオケや合唱メンバーから「明日のゲネプロは何時から?どの順番で?」と尋ねられた。最初のうちは丁寧に「9時半から、演奏会のプログラム順でさせてください。」と答えていたが、度重なる同じ質問に面倒くさくなってきた。事前にインフォーメーションを流しているのに何故?・・・。其々のセクションの責任者が「あなたが私たちとこの2日間練習なさって、明日の稽古にはどの曲にどれだけの練習時間が必要か最終のご判断を」とマエストロに対しての最高の礼を尽くしたお言葉だったとあとでわかった次第。
2階ロビーでチェロのTopsideの若い奏者が練習していた。「あなたの隣の首席の方は頑固ですね」と話しかけたら、上手な英語で「わずか2日の練習であなたがそれを見破るとは驚きです。彼はロスアンジェルスで独奏者として活躍した人で、オケの経験がありません。だから僕たちの間でもよく話題になるのです。」との答え。この会話がきっかけですっかり仲良しに。
コントラバス首席を探して話しかけた。そしたらドイツ語が返ってきた。「通奏低音でチェロとあわしにくいのであれば、チェロだけにしましょうか。」と提案したら彼曰く「昨日は彼の音が良く聞き取れなっかからうまくいかなかっただけ。ご心配には感謝しますが、大丈夫です。」との言葉。
チェロ首席を見つけて「今日はよろしくお願いします。」とご挨拶。そしたら「Gloria全曲することを妻に伝えたら、彼女も喜んでいました。家内は今回のチェンバロ奏者ですよ。」 ギャー!!どおりで彼女の英語が上手な謎が解けた!!そして共通の頑固さの謎も!!!
わずか3日の付き合いだったけれど、色んな人と色んな話をしたものだと、自分自身感心してしまう。
いよいよゲネプロ開始。冒頭のおりべの序曲。すっかりオケはこの曲を理解し、彼ら自身が楽しんでくれている様子。打楽器奏者は僕がお願いしたTom-tomを準備してくださった。感謝。Vivaldi Gloriaは昨夜のうちに準備した合唱団の立ち位置のせいか声にまとまりがでてきた。昨夜の室内楽コンサートでベートーベンのソナタ独奏やヴァイオリンの伴奏でお疲れのはずの多川響子さん、そんなことを微塵も感じさせない集中力で素晴らしいピアノを奏でてくださった。オケは安定感を増し、僕の要求にも快く答えてくれた。(いまだからいえるけれど、演奏会よりも高い完成度だった。)
達成感と満足感でゲネプロを終え、ホールを出たとたん、この3日間オラディアの街を一歩も歩いていないことに気づいた。明日はこの街を去るというのに・・・。地図ももたずに、適当な方向に歩きだした。中世のたたずまいと、さわやかな空気が心地よかった。目抜き通りを散策し、お得意の「体内ナビ」は迷うことなくホテルに僕を導いてくれた。
ホテルのルームサービスでオムレツを注文し、ご飯と味噌汁で遅い昼食を作ってもらった。旅に出てはじめての日本食だった。
満腹になった僕は本番までの数時間をひたすら楽譜とにらめっこ。
------------------------そして演奏会---------------------
フォーマルな演奏会と知り、久しぶりの燕尾服姿です。音楽監督室にて。
演奏会の様子
演奏会前後に芸術監督と合唱指揮者の表敬訪問を受けた。
打ち上げパーティーで。
(素晴らしいソロを聞かせてくれた左FLと右SOP)
ルーマニアでの多くの出会いと、
コンソートの皆さんの暖かいサポートに心から感謝してます。
そしてこの旅の皆様のご支援ありがとうございました。
昨日、たくさんのオケや合唱メンバーから「明日のゲネプロは何時から?どの順番で?」と尋ねられた。最初のうちは丁寧に「9時半から、演奏会のプログラム順でさせてください。」と答えていたが、度重なる同じ質問に面倒くさくなってきた。事前にインフォーメーションを流しているのに何故?・・・。其々のセクションの責任者が「あなたが私たちとこの2日間練習なさって、明日の稽古にはどの曲にどれだけの練習時間が必要か最終のご判断を」とマエストロに対しての最高の礼を尽くしたお言葉だったとあとでわかった次第。
2階ロビーでチェロのTopsideの若い奏者が練習していた。「あなたの隣の首席の方は頑固ですね」と話しかけたら、上手な英語で「わずか2日の練習であなたがそれを見破るとは驚きです。彼はロスアンジェルスで独奏者として活躍した人で、オケの経験がありません。だから僕たちの間でもよく話題になるのです。」との答え。この会話がきっかけですっかり仲良しに。
コントラバス首席を探して話しかけた。そしたらドイツ語が返ってきた。「通奏低音でチェロとあわしにくいのであれば、チェロだけにしましょうか。」と提案したら彼曰く「昨日は彼の音が良く聞き取れなっかからうまくいかなかっただけ。ご心配には感謝しますが、大丈夫です。」との言葉。
チェロ首席を見つけて「今日はよろしくお願いします。」とご挨拶。そしたら「Gloria全曲することを妻に伝えたら、彼女も喜んでいました。家内は今回のチェンバロ奏者ですよ。」 ギャー!!どおりで彼女の英語が上手な謎が解けた!!そして共通の頑固さの謎も!!!
わずか3日の付き合いだったけれど、色んな人と色んな話をしたものだと、自分自身感心してしまう。
いよいよゲネプロ開始。冒頭のおりべの序曲。すっかりオケはこの曲を理解し、彼ら自身が楽しんでくれている様子。打楽器奏者は僕がお願いしたTom-tomを準備してくださった。感謝。Vivaldi Gloriaは昨夜のうちに準備した合唱団の立ち位置のせいか声にまとまりがでてきた。昨夜の室内楽コンサートでベートーベンのソナタ独奏やヴァイオリンの伴奏でお疲れのはずの多川響子さん、そんなことを微塵も感じさせない集中力で素晴らしいピアノを奏でてくださった。オケは安定感を増し、僕の要求にも快く答えてくれた。(いまだからいえるけれど、演奏会よりも高い完成度だった。)
達成感と満足感でゲネプロを終え、ホールを出たとたん、この3日間オラディアの街を一歩も歩いていないことに気づいた。明日はこの街を去るというのに・・・。地図ももたずに、適当な方向に歩きだした。中世のたたずまいと、さわやかな空気が心地よかった。目抜き通りを散策し、お得意の「体内ナビ」は迷うことなくホテルに僕を導いてくれた。
ホテルのルームサービスでオムレツを注文し、ご飯と味噌汁で遅い昼食を作ってもらった。旅に出てはじめての日本食だった。
満腹になった僕は本番までの数時間をひたすら楽譜とにらめっこ。
------------------------そして演奏会---------------------
フォーマルな演奏会と知り、久しぶりの燕尾服姿です。音楽監督室にて。
演奏会の様子
演奏会前後に芸術監督と合唱指揮者の表敬訪問を受けた。
打ち上げパーティーで。
(素晴らしいソロを聞かせてくれた左FLと右SOP)
ルーマニアでの多くの出会いと、
コンソートの皆さんの暖かいサポートに心から感謝してます。
そしてこの旅の皆様のご支援ありがとうございました。
と
こ
ろ
で
・
・
・
29日に帰国し、30日は岐阜県美濃加茂市の
県立加茂高校吹奏楽部定期演奏会の客演指揮のために、
可児市文化創造館という立派なホールを訪れました。
素晴らしい音響と設備です。
貧しいといわれているルーマニアでは考えられない素敵なホールです。
でもルーマニアには17の国立オーケストラがあり毎週定期演奏会を開く。
一体どちらが豊かなのか、何が豊かなのかわからなくなってしまいました。
可児市文化創造センター
加茂高校ブラスバンド定期演奏会 09年03月30日
こ
ろ
で
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29日に帰国し、30日は岐阜県美濃加茂市の
県立加茂高校吹奏楽部定期演奏会の客演指揮のために、
可児市文化創造館という立派なホールを訪れました。
素晴らしい音響と設備です。
貧しいといわれているルーマニアでは考えられない素敵なホールです。
でもルーマニアには17の国立オーケストラがあり毎週定期演奏会を開く。
一体どちらが豊かなのか、何が豊かなのかわからなくなってしまいました。
可児市文化創造センター
加茂高校ブラスバンド定期演奏会 09年03月30日
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