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4月23日いずみホールでの第2回ハーモニアス室内管弦楽団の演奏会には、多くの方々にご来場いただき、ご声援を賜りました。ありがとうございました。当日は、環状線事故で、40分も車内に缶詰になる方もいらっしゃったとのこと、さぞかし慌しい思いをされたことでしょう。
演奏会はそのため10分遅らせての開演となりました。第一ステージはミハエル・ハイドンのシンフォニー。B-durの爽快な一楽章から始まり、メヌエット、そして最後のアレグロの軽やかなメロディーが流れました。
第2ステージは富岡(指揮者)なしで、ヴィヴァルディの「調和の幻想」。ゲストの漆原啓子さんと、コンマスのチプリアンとのDuoが、あたかも恋人同士の語らいのような音楽のやり取りを聴くことが出来ました。
第3ステージは漆原さんのソロでモーツアルト「ヴァイオリン協奏曲第5番」。漆原さんは本番前の2日間もリハーサルにお付きあいくださったのに、一度もカデンツァを弾かれることはなかった。指揮者としてとても不安でした。しかし、さすがに世界の有名オーケストラと共演なさっていらっしゃる方、カデンツアの終わりからオーケストラの全奏を導く箇所は、とても自然な流れを作ってくださり、何の苦もなく棒を振り下ろすことが出来ました。(よかった!!)。漆原さんの音楽は、構築力の高さと高貴な旋律美。まさに漆原さんの「音のオーラと魔力」を一番近いところで味わうことができました。
第4ステージはスークの「弦楽のためのセレナーデ」。前回のヤナーチェクに続いて弦楽合奏曲を選曲しました。「富岡はボヘミアン?」という冗談も聞かれましたが、ハーモニアスの高レベルの弦楽アンサンブルの特性を生かして、作品の奥底に息づいている歌を表現したいとの思いでした。その狙いを聴衆の皆様は敏感に感じ取っていただけたようです。不思議と何人もの方から異口同音に「まるで絵画を見る思いでした。」とのお言葉をいただきました。また前回同様に「一晩の演奏会のプログラム構築の素晴らしさ」も評価いただくことが出来ました。
公演の一週間前に40度もの高熱に襲われ、その後も突発的な痛みや微熱が続き、実は恐る恐るのステージでした。でもみなさまのご声援のおかげで、無事に重責を果たすことが出来ました。ありがとうございました。
次回の第3回リサイタルは10月22日(金)、多川響子さんと深尾憲一さんによるベートーベンのピアノ協奏曲です。ご期待ください。あわせてこのオーケストラを活動のシンボライズとするNPO法人国際ヒューマニティ音楽協会の賛助会員へのご入会も是非ご検討くださいますようにお願いいたします。
------練習風景を寄せられたメッセージとともに------
昨日は素晴らしい演奏会になりましたね。
第2回目ということで、演奏者達も富岡先生と周囲のメンバーの方に慣れてこられたのでしょうが、非常に落ち着いた安定感のある、誠実な演奏だったと思います。
元々能力の高い方達ばかりとお見受けしておりましたので、前回も技術的には高水準の素晴らしい演奏会になりましたが、今度は更にその上に先生の音楽感を演奏される皆さんが「素直に」受けとめられたようで、クラシック音楽の心髄をゆさぶった高次元の情感溢れる演奏になったと受けとめました。
漆原先生のヴァイオリンは、失礼を顧みずに言わして頂ければ、ヴァイオリンをもう自分の身体の一部して演奏されており、楽器を介して音楽を演奏されておられるという「違和感」は全く感じられませんでした。 本物の方はこのように演奏され、聴く側に感じさせるものなのですね。
プログラムに紀本理事長が「カレイド・トーン=音の万華鏡」というユニークな造語を提案され、ハーモニアスはそれを目指すと書いておられました。
高い次元で音楽の面白さを自在に演奏し、お客さまと一体となって楽しむという、この演奏会の主旨が、即 頭、目と耳から伝わった演奏と私は納得しております。
私の個人的な好みから申し上げますと、3番目の「モーツァルトのヴァイオリン協奏曲5番」が最も印象に残りました。漆原先生の演奏は勿論素晴らしかったのですが、それだけではなくて、富岡先生の豊かな感情表現により軟派なモーツァルトのヴァイオリンの旋律に陶酔できた為と思います。
演奏会最後の J.スーク「弦楽のためのセレナーデ」が、いかにもハーモニアスの秀逸な弦の音色にふさわしい作品でした。この作品は私これまで全く聴いたことがなかったのですが、、これは『ハーモニーアスの演奏』を再度聞いてみたいと強く願うほど素晴らしい演奏でしたね。
先生がこのオーケストラの演奏能力を十分掌握された上で、ご自分の自在な音楽創りをされるにふさわしい選曲の妙=センスに私は大きな拍手を送ります。感心することばかりでした。こんなに素晴らしい演奏会お聴かせ頂きまして、有難うございました。(K.A様)
若いころバイオリンをかじっていてアマチュアオーケストラで少し弾いていた事もありましてとても感動いたしました。漆原先生の絶妙なボーイングや運指ポジションなどを目のあたりにいたしますと第一線のプロの音楽のすごさにただ呆然とするばかりです。
また、最後のJ.スークの弦楽のためのセレセーデは初めてお聞きしましたけれど、弦楽器同士が織りなすみずみずしい鮮やかさに魅了され、時の過ぎるのを一時忘れる思いでした。また、次回の演奏会にも参加させていただきます。(S.K様)
昨日のコンサート、優雅な弦楽器の音色に包まれて、幸福なひと時を堪能させていただきました。ヴァリエーションに富んだ前回の曲目編成と比べ、このたびの演奏は、全体の統一感を重んじられた構成が印象に残りました。気がつけば、全体を連続した一曲として聴き終えた、という感覚でしょうか。素晴らしい演奏、本当にありがとうございました。(T.I様)
--------打ち上げの様子です--------
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