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地元タウン誌のNPO法人 北摂市民のためのネットワーク「BIRD' EYE」の取材記事が発表されました。上記写真をクリックの上、表示倍率を上げてくだされば記事を読むことが出来ます。お楽しみください。
 
PR
IMG_7769aaa.jpg9月14日の日本男声合唱協会(JAMCA)の全国合同演奏に向けて行われた地域別合同練習が、
本日の京都での関西合同練習を持って一巡しました。
リハーサル設定は京都男声合唱団がご担当くださり、会場には160名におよぶ参加者。
1時から6時までという長時間練習ながら、5曲なる組曲「草野心平の詩から」の時間はあっという間にすぎてしまいました。

7月の滋賀、広島、名古屋。8月の東京、京都と続いた合同練習でしたが、
多くの合唱を愛し、音楽を愛す方々と親しくさせていただけたことを嬉しく思います。
あとは本番直前のびわ湖ホールでのステージ練習を残すのみです。

一巡して世間がおもう「500人の合同演奏なんて・・・」を見事に裏切る演奏になると確信しました。
JAMCAに集う合唱人のセンスのよさが、なによりの手ごたえだったからです。
ご期待ください。
(写真は滋賀男声合唱団の長谷川氏の提供です。クリックするとオリジナルのサイズになります。当日はこの3倍以上の人数となります。)
前日は東京でのJAMCA合同練習を終えて、豪雨の東名に乗ったのが20時。
それから「睡魔に襲われては仮眠」を数度繰り返して、大阪の拙宅に7時到着。
そして大阪梅田での一万人の第九レッスン会場に向かいました。

今年の私の担当クラスは
大阪8も大阪9もそれぞれ450名。合計で900名。
(ということは一万人のほぼ一割が私のクラスってこと!!。初めて気づいた!!)

経験者クラスということで、最初からいきなり通してみました。
歌えるところは見事でした。でもやっぱり練習を必要とする箇所もあちらこちら・・・。
6回の練習が多いのか少ないのかの論議はさておき、
前回よりも充実した第九を各々が歌い上げてくださるように、
との願いを胸に、練習をしました。

一万人富岡クラスの掲示板はこちらです。
書き込みはクラス在籍者に限定していますが、閲覧は自由です。
http://hidebbs.net/bbs/dirigent
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元気な岐阜県立加茂高校ブラスバンド部のみんなと2日間の集中レッスンをしてきました。(8月1・2日)
顧問の古田先生とは、オペラ「織部文様」でご一緒したという繋がりから、お招きいただきました。
コンクール直前で、一度まとまったものを再び作り直すことに、生徒たちは戸惑うどころか、
どんどん吸収しようと積極的に取り組んでくれました。
コンクールの結果も前年度に比べて飛躍的に上がり、関係者から賞賛されたということです。
来年3月の定期演奏会に再びお呼びいただけるとのこと、再会を楽しみにしています。
後日、下記の写真のコラージュを送ってくれました。

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8月3日は名古屋に移動。JAMACAの東海地区の合同練習でした。
東海メールクワイアーのお世話を頂き、ここでも100人を超える方々と親しく音楽を作りました。
練習後は近くの居酒屋へ。名古屋コーチンや味噌カツやらをほおばりながら、
熱い音楽談義が続きました。

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ここ数年夏になると一週間のオートキャンプを楽しんでしいます。
今年は群馬県の草津高原キャンプ場を訪れました。(8月18-22日)。
お盆の後だったので、キャンプ場はガラガラ。
でもさすがに関東圏。長期滞在のファミリーのキャンパーだけが残り、仲良くお付き合いさせていただきました。
気温は連日25度以下、高原のさわやかな空っ風で快適な一足早い秋の5日間でした。
そこで出会ったのが次の写真。
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日中はキャンプ場から車で5分ほどの草津温泉で開かれている
草津音楽祭アカデミー・フェスティバルに通いました。
いまや日本を代表する夏期音楽祭。
素晴らしい教授陣がヨーロッパから招聘され、2週間のレッスンプログラムと、
コンサートが毎日開かれていました。
実はこの音楽祭の仕掛人であり、事務局長の井阪紘氏は大学の先輩。
私が高校時代、氏は日本ビクターのクラシック音楽部門のプロデューサーとしてご活躍でした。
当時、何度となく門外不出の「試聴版LP」をこっそりいただいたものでした。
それが嬉しくて嬉しくて。
それから30余年。お会いしてご挨拶させていただくのも、この旅の目的でした。
氏は暖かく迎えてくださり、いくつかのマスタークラスを聴講させてくださいました。
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合唱のクラスは栗山文昭氏の合唱指導によるアイブラーの「レクイエム」日本初演の作品が取り上げられていました。モーツアルトの友人であり弟子であった人。モーツアルトの死後、妻コンスタンツェは彼にレクイエムの完成を最初に依頼したというほど彼の才能は認められていた。井阪氏がアイブラーの「レクイエム」を今年の草津音楽祭に取り上げ、ウイーンの出版社にヴーカルスコアーを作らせた、という作品でした。
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午前と夜のレッスンの間に毎日16時から草津音楽の森コンサートホールで演奏会が開かれてました。
私が訪れたのは20日のヒルデガルト・ベーレンス!!!
そうです!カラヤンのワグナーやリヒアルトシュトラスの録音では主役を歌ってる人!
その方がイ・ソリスティ・ペルージャ合奏団と共にバロックを歌う、というので、興味津々。
モンテベルディは少し合奏団とぎくしゃくしたうえに、彼女の歌声は往年のものではなかったけれど、
高度な歌唱テクニックと素晴らしい表現力。オーラも流石のものでした。
(写真は隠し撮りです。ごめんなさい、井坂さん。)
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草津音楽祭は町をあげてのイヴェントでした。
サポータクラブの皆さんが街角コンサートをお世話なさって、観光客にも音楽祭をアピール。
名所「湯畑」界隈でも2週間のフェスティバルの期間中、クラシック音楽があふれるのです。
30余年前に訪れたミシガン州のアスペン音楽祭を思い出しました。
それもそのはず、仕掛け人の井阪さんにその話をすると、
「アスペンには何度も視察に行きました」だって。

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素晴らしい休養の5日間を過ごし、8月22日東京へ向かいました。
JAMCAの関東地区の合同練習のために。
滋賀男声から駆けつけてくださった亀村団長・勝部さん・秀沢さんと合流。
練習会場設定は東京リーダーターフェルがお世話くださいました。
小田原男声のみなさんや、青森からおいでくださった方々と一緒に
「先生の関西なまりって柔らかですね」って言われながら、「草野心平」を練習しました。
その後は、練習場が中央区の月島。そうです、もんじゃ焼きの名所。
店の2階を借り切って、本場のもんじゃ焼きをお腹いっぱい楽しみました。

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                         (写真は東京リーダーターフェルの浅川さんからいただきました)
 

みんなとお別れして、帰路に。
激しい雨の東名・名神を睡魔と闘いながら、あるときは負けながら車を走らせました。
何しろ翌朝10時から一万人の第九の初稽古、14時から滋賀男声の練習が・・・・。
大阪の拙宅に着いたのは朝の7時でした。
080720-102605.jpg20日京都コンサート小ホールでふじの花のリサイタルが行われました。同日同時刻に大ホールでは元全日本合唱連盟理事長の吉村良信氏率いる木曜会の創立50周年演奏会、というハンディにも関わらず、ふじの花は500席の小ホール満席のお客様にお越しいただき、リサイタルをお聞きいただくことが出来ました。
第1部は創立から大切にしている仏教讃歌のステージとして多田武彦氏の「観音」。もともと男声合唱だった作品をこの団の創立指揮者故竹上弘子先生の所望で多田武彦氏に依頼して女声合唱として誕生した作品。ふじの花の皆さんは、しっとりとした演奏で御仏の慈愛を歌ってくれました。
第2部はこの団体と深いかかわりがある鈴木憲夫氏の「クラシック小品集」。バッハ・G線上のアリアはアカペラながら、完成度の高い演奏となりました。またグリーク・ソルヴェーグの歌ではIさんの美しいソロが輝いていました。
第3部は新実徳英の「3つの優しき歌」。高度な歌唱技術を要求される楽曲ながら、ふじの花は緻密な音の空間を創造してくれました。
第4部は信長貴富の「恋ものがたり」。前回のリサイタル後に入団されたプロのダンスの先生Tさんの指導のもとに、かつてのステージ101やスクールメイツを彷彿する本格的な振り付けで、アクティヴなふじの花を見聞きしていただきました。ここでもアカペラありソロありでしたが、聴衆の皆様に喜んでいただけるステージを作ることが出来ました。
アンコールでは会場の皆様と一緒に「涙そうそう」を。歌詞をリードしてくれた団長Mさんは感極まって泣き出しました。美しい涙でした。明るく皆さんとお別れ、とのおもいで、急遽「君はバラより美しい」を再演。会場から手拍子をいただいて、ステージと聴衆が一体となって興奮のうちに演奏会を終えることが出来ました。

打ち上げにもお越しくださったフラワーのH団長からは「18人という少数ながら、ふじの花の豊かな表現力を持った演奏に心から感服しました。」とのお言葉を得て、メンバーはこれまでの苦労が報われた喜びでいっぱいでした。
私も団長も今まで以上にふじの花が「一枚岩」となってこの演奏会に臨んでくれたこと、メンバーお一人お一人の全力投球が心地よい演奏会を作りあげたことを嬉しく思いました。

e215c20a.jpeg7月19日滋賀男声の五辻氏の同行を得て広島へ。高校1年の時の大阪ー鹿児島自転車単独旅行以来、広島に行くと必ず立ち寄る平和公園の慰霊碑で、今回も黙祷を捧げました。実は数日前から、合同曲の終曲「さくら散る」と、原爆の苦しみを受けた罪なき市民の阿鼻叫喚がオーバーラップして、心穏やかでなかったのです。いざ慰霊碑と原爆ドームの間に流れる太田川の畔に立ってみると、火傷を負った人々が川に飛び込み、それが幾重にも重なったという様が目に浮かび、一人一人の無念の声が聞こえてきて、私は溢れ出る涙を止めることができませんでした。

そんな思いを抱いて練習場へ。そこはかつて広島交響楽団からの依頼で、アンサンブルの指揮をした時と同じ会場だと気づき、びっくり。そして、広島メンネルコールを主体に大分や宮崎からもご参加くださった皆様と練習を始めました。広島メンネルコールの皆様は2週間前に演奏会で草野心平を全曲演奏なさったとのこと、私の仕事は私の音楽の方向性をご理解いただくことだけでした。皆様がおつくりになった作風とのギャップに戸惑いがおありだったでしょうが、さすがにベテラン集団、引き出しの多さと深さを示してくださいました。練習時間も終わりが近づいたころ、私はこの数日前からの思い、そして数時間前の太田川の畔での思いをお話するべきかどうか葛藤していました。252ad534.jpeg一人の旅行者が、当事者の前で語るには余りにも軽薄で言葉足らずになるのでないかと恐れたのです。でも、思い切ってお話させていただきました、音楽の方向性をご理解いただきたいとの一念で。皆さんはしっかりと私の話を受け止めてくださり、4時間半の練習を終えることが出来ました。

練習後、懇親会へ。宿景園を借景にした立派なレストランをご用意くださり、滋賀男声から練習に参加した林・相田・高橋氏とともに楽しい交流の時を持ちました。中でも常任指揮者の増田遥先生との出会いは喜びでした。中締めとなり、皆さんは握手で我々を送りだしてくださいました。そんな折、団員のお一人が私に近づいてそっと声を掛けてくださったのです。
「いい練習をありがとうございました。被爆者の一人としてさくら散るを歌います。」
私はそのお言葉に驚きと覚えると同時に、心から救われ、励まされた思いでした。

IMGP8233.JPG増田先生が森脇憲三作曲のレクイエム「碑」に深く関わっている方と知り、懇親会後その碑へ先生みずから滋賀男声組4名とともにご案内いただくことになりました。平和公園のその碑の後ろには犠牲となった広島二中(現在の県立観音高校)の350人の名前が刻まれていました。学徒動員で集められた工場の朝礼の時に・・・・。無邪気であどけなさが残る13歳から17歳の少年たちが・・・。碑に刻まれたお一人の名前を先生はやさしく撫でながらぽつんと一言「こいつとはよく遊んだものです。」と。

「さくら散る」と「原爆」。日帰りの急がしい広島訪問でしたが、今回ほど戦争のむごさを生々しく僕に伝えてくれた旅はありませんでした。

9月にびわ湖ホールで開催される日本男声合唱協会の第一回目の練習が5日びわ湖ホールのリハーサル室で行われました。この日は関西地区合同ということでしたが、約150名の方々がお集まりくださいました。合同曲の多田武彦「草野心平の詩から」は、さすがにベテラン合唱人の集まりだけあって、私の音楽アプローチを見事に理解くださり、嬉しいことでした。ホストを務める滋賀男声の役員から、初顔あわせの参加者から「非常に分かりやすい指揮だった」「納得出来る歌い方を指導していただいた」「この作品の面白さが分かった」との印象を得たという報告を得ました。

9月の演奏会まで、全国行脚が続きます。多くの音楽の仲間との出会いに感謝しながら、音楽の喜びを分かち合いたいと思います。

 
河内長野ラブリーホールで女声合唱団ピアチェールの演奏会が行われました。
1300席の大ホールに800人のお客さんがお越しくださり、
20人そこそこの合唱団の集客能力に、ラブリーホールの関係者もびっくりでした。 

1st-懐かしい女声合唱組曲から名曲の抜粋。 
2st-Bob ChilcottoのJazz Missa. 
3st-少年時代やオリビアを聞きながらなどの80年代POPS 
4st-鈴木憲夫さんの合唱曲集「ほほえみ」 

後半ステージでは河内長野在住の朝日放送の元アナウンサーの嶋田洋子さんがナレーションを務め下さりました。4st前に、私は嶋田さんのインタビューを受ける形で鈴木憲夫さんとの個人的な親交の話、そして亡くなられた奥様が彼の創造活動を支えていたことをつづった追悼詩集などのお話をさせていただきました。そして迎えた4st-「ほほえみ」は客席の皆様も感動をもってお聞きいただくことが出来ました。

少ない人数ながら地道に合唱活動を続けてきたピアチェールの皆さんに拍手です。
とても高い評判を得るリサイタルとなりました。

富岡健指揮の演奏会ご案内
音楽家にとって皆さんが会場にお出かけ下さることが何よりも励みであり喜びです。 チケットご入用の際は左記メニューのMAILにてお知らせください。 詳細は下記チラシをクリックして拡大してご覧ください。
For Osaka Performing Arts
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